05-19-13

芸術係数読書会:マーサ・バスカーク「事業を創造すること−美術館と市場の間の現代美術」第6章を読む 第2回

 

 

Martha Buskirkの「Creative Enterprise」の読書会のお知らせです。今回はその第6章「Mobil Art Service」を取り上げます。

2012年に出版されたこの本は、芸術作品の制作、受容環境の変化をより広く生産、流通、消費形態の変化の中に位置づけ、その上で現代の表現活動を「事業を創造すること(Creative Enterprise)」として考察しようとするものです。

第6章「モービル・アート・サーヴィス」では、特に「関係性の美学」やリレーショナル・アート以降の社交場としてのアート、さらに言えばサーヴィス業としてのアートについて、第6回カリビアン・ビエンナーレをその最もラディカルな例として取り上げ、考察を始めます。アーティストのマウリツィオ・カテランとキュレーター(ジューイッシュ美術館)のイェンス・ホフマンがディレクターを務めたこの国際展は当時のグローバルな広がりを見せつつあったビエンナーレ/トリエンナーレ型の大規模国際展の事業形態をシミュレートした結果、作品のない展覧会として開催され大いに物議を醸すことになりました。

バスカークはそうした傾向に批判的な目を向けつつ、同時にそれを不可避的な現代美術の前提として受け入れ、ある種のオルタナティブな作品のあり方を見いだすため、様々な展覧会を含む芸術実践について考察しています。昨年出版の書籍ですので、取り上げられている事例も新しく、10年代以降のアートの方向性を知るヒントを得ることができるテキストになっています。

今回は2回目になりますが、冒頭で前回の流れを簡単におさらいしますので、2回目からの参加でも問題ございません。よろしくお願いいたします。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

お申し込みはこちらから。

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日時:2013年6月8日(土)13:30-16:50
講師:辻憲行
場所:千早地域文化創造館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:10名(要予約)
郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分


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05-11-13

芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む第2回/ブルデュー、オーウェンス、クラウス、フォスター、クルーガー、ピーター・ハリー、ジェイムソン、クーンズ、クリステヴァetc.

 
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“Art in Theory 1900-2000″の第7章の第1部”The Critique of Originality”を読む読書会です。

“Art in Theory 1900-2000″は20世紀美術をめぐるアーティスト、思想家、批評家、美術史家のテキストの一部を抜き出したアンソロジーで、今回取り上げるのは、主に1980年代に書かれた論考を集めた第7章「ポストモダンの思想」第1部「オリジナリティの批判」に含まれる、ボードリヤール、ブルデュー、クレイグ・オーウェンス、クラウス、ハル・フォスター、シェリー・レヴィーン、アート&ランゲージ、バーバラ・クルーガー、ピーター・ハリー、フレデリック・ジェイムソン、ジェフ・クーンズ、ジュリア・クリステヴァらのテキストやインタビューです。

1950年代後半から70年代にかけ、アートの世界は観客の増加、メディウムと流通・消費形態の多様化によって大いに複雑化していきました。美術史的な動向を見ても、ネオダダ、ポップ・アート、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートの後、70年代のアートにはそれらと同じように名指されるような固有名を見つけるのは困難です。
1980年代はそうした流れの後に位置づけられ、何でもありの時代である一方で、シミュレーショニズムやネオ・エクスプレッショニズム(イタリアではトランス・アヴァンギャルディア、日本ではニュー・ペインティングなどと呼ばれました)など、新しい「ism」が生まれた時代でもあります。そして1990年代にアートはグローバル化し、大衆文化との融合が進み、インターネットやコンピューター・テクノロジーの発展もあり、その自明性が大きく揺らぐ事になりました。現在のアートワールドの状況を基礎付けているのは90年代に起きた変化ですが、その前史となる1980年代のアートはどのような思想・社会状況のもと展開され、どのように語られたのでしょうか。そしてそれはどのように1990年代を準備したのでしょうか。この読書会を通してその一端に触れる事が出来ればと思っています。

“Art in Theory 1900-2000″はそれぞれの論考の一部を抜き出してまとめたもので、いわゆる「いいとこ取り」の本です。もっと深く読みたいという方はぜひオリジナルのテキストに当たっていただければと思います。

第2回目の今回はPierre Bourdieu “Being Different”とCraig Owens “The Allegorical Impulse: Towards a Theory of Postmodernism”を取り上げる予定です。

複数のテキストが含まれておりますので、各回1-2のテキストを取り上げたいと思います。読書会では基本的にこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳などの資料を共有いたします。

お申し込みはこちらから。

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芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む第2回/ブルデュー、オーウェンス、クラウス、フォスター、クルーガー、ピーター・ハリー、ジェイムソン、クーンズ、クリステヴァetc.
日時:2013年6月2日(日) 13:30-17:30
講 師:辻憲行
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
**カフェ営業中ですのでドリンクのオーダーをお願いいたします。
定 員:15名(要予約
会 場:EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)
住 所:〒135-0042 江東区木場3-18-17 1F
アクセス:
東京メトロ東西線 木場駅3番出口から徒歩7分
東京メトロ東西線/都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅1番出口から徒歩10分
東京都現代美術館から東西線木場駅方面へ徒歩10分


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辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

協力:
EARTH+GALLERY
〒135-0042 東京都江東区木場3-18-17 1F
tel/fax 03-5809-9949
info@coexist-tokyo.com
coexist-tokyo.com

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05-05-13

芸術係数読書会:ダグラス・クリンプ「写真としてのポストモダニズム」を読む まとめ回

 

 

Douglas Crimpの「The Photographic Activity of Postmodernism」の読書会まとめ回のお知らせです。

「写真としてのポストモダニズム」はオクトーバー紙の1980年冬号に掲載された論考です。クリンプは、これに先立つ1979年の「Pictures」展のカタログに寄せたテキストで、当時のニューヨーク周辺で注目を集めつつあったアーティストたちの作品の背景にある特徴を「ポストモダニズム」と呼びました。本論考ではそこで試みられていたポストモダニズムのアートに関する考察を発展させ、ポストモダンにおける存在と表象の問題を、写真の存在論的特質の考察を通じて展開させています。

テキストはベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」の読解から始まり、そこで語られる現前性のしるしとしてのアウラに対して、クリンプはジャック・ゴールドスタイン、ロバート・ロンゴ、シェリー・レヴィン、シンディ・シャーマン、リチャード・プリンスらの作品に見られる新たな存在のありようを見いだして行くことになります。後に「Pictures Generation」と呼ばれることになるアーティストたちの作品を紹介しながら彼の考察のプロセスを追ってゆきたいと思います。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

対象テキストの読書会は2回目ですが、まとめ回として全体の流れをフォローいたしますので、初回にご参加いただけなかった方もぜひご参加ください。

お申し込みはこちらから。

<参考図書>
ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」、「写真小史」

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日時:2013年5月25日(土)18:00-21:20
講師:辻憲行
場所:千早地域文化創造館
**前回と会場が異なります、会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:10名(要予約)
郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分


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辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

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05-03-13

芸術係数読書会:アーサー・ダントー「アートワールド」を再読する

Arthur C. Dantoの「The Artworld」読書会のお知らせです。

「アートワールド」はアーサー・ダントーが1964年のアメリカ哲学学会で行った発表原稿に基づく論考です。ここでダントーは20世紀の美術を言語ゲームとして考察します。そのゲームのルールを定め判定を下すのが「アートワールド」というわけです(ダントーはそれを「芸術理論や美術史の知識が生み出す空気」と定義しています)。

言語ゲームとしての芸術が20s世紀に始まったことには、とりわけ後期印象派による絵画表現の核心が影響しているとダントーは考えます。それによりアートを記述するための述語が増えた(「芸術は再現である」に加えて「芸術は表現である」という記述が可能になった)ことが言語ゲームを可能にしたのです。

こうしたアートに関する可能な記述の考察を通じてダントーは、彼の同時代の作品(ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズ、オルデンバーグ、とりわけウォーホルの「ブリロ・ボックス」)の芸術的価値を認知させ、後のコンセプチュアル・アートの可能性を開いたという事ができるでしょう。

読書会は日本語訳をもとに進めますので、特に英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。

お申し込みはこちらから。

*本読書会は、定員に達しましたので、申し込み受付を終了させていただきます。ありがとうございました。なお、キャンセルが出た場合には、あらためて告知いたします。

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日時:2013年5月19日(日)13:30-16:50
講師:辻憲行
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分


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05-01-13

芸術係数読書会:クレイグ・オーウェンス「作品からフレームへ、あるいは、「作者の死」後、生き残るものはあるか?」を再読する

 

 

Craig Owensの「From Work to Frame, or Is There Life After “The Death of the Author”?」の読書会のお知らせです。

「作品からフレームへ、あるいは、「作者の死」後、生き残るものはあるか?」は、オーウェンスがエイズによって病死した後(1992年)に出版された「Beyond Recognition: Representation, Power, and Culture」所収の論考です。

ここでオーウェンスが注目するのは、1960年代後半から70年代にかけて制作された芸術作品や論考に見られる一つの傾向です。オーウェンスはそれを「作者の死」(バルト)であるとし、それが1970年代以降のアート(ポストモダン・アート)の基本的条件の一つであることを見いだします。

オーウェンスはそれによって浮上することになる読者/鑑賞者が単純に作者の地位を埋めるという考えをとらず、「私たちは、作者が消えた後に残された空白を検証しなければならない。私たちはその裂け目と断層、そして新しい境界線を注意深く検証することによって、その場所を再び埋めなければならない。私たちは、この消滅から生まれた機能の動勢を窺わねばならないのです」というフーコーの立場に同意します。

オーウェンスは、「作者の死」という「消滅から生まれた機能の動勢」が、単に作品の価値判断におけるアーティストの優位性の低下だけを意味するわけではなく、モダン・アートの歴史において抑圧されていた様々な要素の浮上の兆候である、と捉えます。そしてマルセル・ブロータース、ダニエル・ビュレン、マイケル・アッシャー、ハンス・ハーケ、ルイーズ・ローラーなどの作品の分析を通じて、彼らの作品がそうした要素を可視化するためのフレームとして機能しているとみなすのです。

読書会では、テキスト中で取り上げられたアーティストのイメージをスライドで紹介しながら、具体的に議論の内容が理解しやすいように進行いたします。なお、読書会は日本語訳をもとに進めますので、特に英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。

お申し込みはこちらから。

<参考図書>
ロラン・バルト「作者の死」(『物語の構造分析』所収)

<関心があれば>
クレイグ・オーウェンス「他者の言説」(『反美学』所収)
ミシェル・フーコー「作者とは何か?」(フーコー・コレクション〈2〉文学・侵犯 (ちくま学芸文庫)所収 )

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日時:2013年5月17日(金)18:30-20:50
講師:辻憲行
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分


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04-24-13

芸術係数読書会:マーサ・バスカーク「事業を創造すること−美術館と市場の間の現代美術」第6章を読む

 

 

Martha Buskirkの「Creative Enterprise」の読書会のお知らせです。今回はその第6章「Mobil Art Service」を取り上げます。

2012年に出版されたこの本は、芸術作品の制作、受容環境の変化をより広く生産、流通、消費形態の変化の中に位置づけ、その上で現代の表現活動を「事業を創造すること(Creative Enterprise)」として考察しようとするものです。

第6章「モービル・アート・サーヴィス」では、特に「関係性の美学」やリレーショナル・アート以降の社交場としてのアート、さらに言えばサーヴィス業としてのアートについて、第6回カリビアン・ビエンナーレをその最もラディカルな例として取り上げ、考察を始めます。アーティストのマウリツィオ・カテランとキュレーター(ジューイッシュ美術館)のイェンス・ホフマンがディレクターを務めたこの国際展は当時のグローバルな広がりを見せつつあったビエンナーレ/トリエンナーレ型の大規模国際展の事業形態をシミュレートした結果、作品のない展覧会として開催され大いに物議を醸すことになりました。

バスカークはそうした傾向に批判的な目を向けつつ、同時にそれを不可避的な現代美術の前提として受け入れ、ある種のオルタナティブな作品のあり方を見いだすため、様々な展覧会を含む芸術実践について考察しています。昨年出版の書籍ですので、取り上げられている事例も新しく、10年代以降のアートの方向性を知るヒントを得ることができるテキストになっています。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

お申し込みはこちらから。

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日時:2013年5月5日(日)13:30-16:50
講師:辻憲行
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分


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04-18-13

芸術係数読書会:ダグラス・クリンプ「写真としてのポストモダニズム」を読む

 

 

Douglas Crimpの「The Photographic Activity of Postmodernism」の読書会のお知らせです。

「写真としてのポストモダニズム」はオクトーバー紙の1980年冬号に掲載された論考です。クリンプは、これに先立つ1979年の「Pictures」展のカタログに寄せたテキストで、当時のニューヨーク周辺で注目を集めつつあったアーティストたちの作品の背景にある特徴を「ポストモダニズム」と呼びました。本論考ではそこで試みられていたポストモダニズムのアートに関する考察を発展させ、ポストモダンにおける存在と表象の問題を、写真の存在論的特質の考察を通じて展開させています。

テキストはベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」の読解から始まり、そこで語られる現前性のしるしとしてのアウラに対して、クリンプはジャック・ゴールドスタイン、ロバート・ロンゴ、シェリー・レヴィン、シンディ・シャーマン、リチャード・プリンスらの作品に見られる新たな存在のありようを見いだして行くことになります。後に「Pictures Generation」と呼ばれることになるアーティストたちの作品を紹介しながら彼の考察のプロセスを追ってゆきたいと思います。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

お申し込みはこちらから。

<参考図書>
ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」

*本読書会は、定員に達しましたので、申し込み受付を終了させていただきます。ありがとうございました。なお、キャンセルが出た場合には、あらためて告知いたします。

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日時:2013年4月27日(土)18:00-20:50
講師:辻憲行
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分


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03-28-13

芸術係数読書会:ローレンス・アロウェイ「ネットワーク:システムとしてのアートワールド」を読む 第2回

 

 

Lawrence Allowayの「Network:The Art World Described as a System」の読書会第2回のお知らせです。

「ネットワーク:システムとしてのアートワールド」はアートフォーラム誌の1972年9月号に掲載された論考です。当時のますます複雑化しつつあるアートワールドの状況を、17世紀の版画制作技術の進歩による美術品の生産/消費量の増大から、18世紀に単を発し1960年代につづく受注制作でない芸術作品の一般化を経て成立した、一つの産業構造として読み解くこころみがなされています。1972年という年はロバート・スミッソンがインタビューで芸術家が自らの作品の価値生産から排除されていることを嘆き、「アーティストが取り込まれている装置の探求、という1970年代に現れた重大な課題は、ますます重要さを増」(1)す、と答えた年でもあります。アロウェイの論考は、このスミッソンの予言への一つの応答であると言えるでしょう。また、現代のアートワールドにも通じる構造を読み取ることもできるかもしれません。

著者のローレンス・アロウェイは「Pop Art」という言葉を作った人物として知られ(2)、戦後のアメリカ美術のイギリスへの最大の紹介者であり、またキャリアの全体を通じてアンチ-アカデミックな態度を貫いた人物です。また、初期には批評家として、Independent Group(IG)にも参加しました。IGは1952年から1955年まで活動したインフォーマルなアーティスト・グループで、メンバーには画家、彫刻家、建築家、批評家などが含まれました。彼らは当時の大衆文化を作品に多く取り入れたことでも知られ、英国・米国双方のポップ・アートの先駆的存在として見なされています。アロウェイはICA館長を務めた後、活動の場を米国に移し、グッゲンハイム美術館キュレーター、Artforum編集者となる。

(1)Bruce Kurtz, ed., “Conversation with Robert Smithon on April 22nd 1972”
(2)これについてはアロウェイ自身がそう答えているが、IGの創設者ジョン・マクヘイルが先にその言葉を用いていたという彼の息子からの証言もある。

今回は第2回となりますが、前回の資料を共有いたしますので、初めて参加される方もお気軽にお申し込みください。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

お申し込みはこちらから。

*本読書会は、定員に達しましたので、申し込み受付を終了させていただきます。ありがとうございました。なお、キャンセルが出た場合には、あらためて告知いたします。

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日時:2013年4月21日(日)13:30-16:50
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分


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03-20-13

芸術係数読書会:ボリス・グロイス「アートと金」を再読する

 
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Boris Groysの「Art and Money」の読書会のお知らせです。*テキストは昨年5月に開催した読書会と同一のものですので、前回の参加者の方はお気をつけ下さい。

グロイスはこの論考で、展覧会における経済的支援とそれを条件付ける趣味の問題を取り上げ、芸術作品の価値、とりわけ「交換価値」の問題について考察します。
グロイスが指摘するように、デュシャンのレディ・メイド以来、制作されるだけで十分でなく、展示される事で初めて作品として認知されるような作品が現れました。そしてそうした形式を持つ作品はハプニング、イベント、インスタレーション、リレーショナル・アートなど、時代を追うごとに増加しています。
こうした状況化では、展示のための経済的支援は作品の存在要件に深く関わる事になります。そこでグロイスはもう一つの問題である、どのような趣味が、直接的に言えば誰が支援を決定するのかについて、グリーンバーグの「アヴァンギャルドとキッチュ」(1939)及び「文化の窮状」(1953)を取り上げながら考察を進めて行きます。ここからの議論はWEB2.0にも言及しながらのなかなかアクロバティックなものなのですが、読書会でぜひ一緒にテキストを読み進めてみましょう。

お申し込みはこちらから。

チケットサイトからのお申し込み受付は終了いたしましたが、ご参加希望の方は1席ございますのでこちらからお申し込みください。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

<参考図書>
クレメント・グリーンバーグ「アヴァンギャルドとキッチュ」(『グリーンバーグ批評選集』所収)

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日時:2013年4月10日(水)18:30-20:50
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分

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03-19-13

芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む/ボードリヤール、ブルデュー、オーウェンス、クラウス、フォスター、クルーガー、ピーター・ハリー、ジェイムソン、クーンズ、クリステヴァetc.

 
AIT1900-2000_240_480

“Art in Theory 1900-2000″の第7章の第1部”The Critique of Originality”を読む読書会です。

“Art in Theory 1900-2000″は20世紀美術をめぐるアーティスト、思想家、批評家、美術史家のテキストの一部を抜き出したアンソロジーで、今回取り上げるのは、主に1980年代に書かれた論考を集めた第7章「ポストモダンの思想」第1部「オリジナリティの批判」に含まれる、ボードリヤール、ブルデュー、クレイグ・オーウェンス、クラウス、ハル・フォスター、シェリー・レヴィーン、アート&ランゲージ、バーバラ・クルーガー、ピーター・ハリー、フレデリック・ジェイムソン、ジェフ・クーンズ、ジュリア・クリステヴァらのテキストやインタビューです。

1950年代後半から70年代にかけ、アートの世界は観客の増加、メディウムと流通・消費形態の多様化によって大いに複雑化していきました。美術史的な動向を見ても、ネオダダ、ポップ・アート、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートの後、70年代のアートにはそれらと同じように名指されるような固有名を見つけるのは困難です。
1980年代はそうした流れの後に位置づけられ、何でもありの時代である一方で、シミュレーショニズムやネオ・エクスプレッショニズム(イタリアではトランス・アヴァンギャルディア、日本ではニュー・ペインティングなどと呼ばれました)など、新しい「ism」が生まれた時代でもあります。そして1990年代にアートはグローバル化し、大衆文化との融合が進み、インターネットやコンピューター・テクノロジーの発展もあり、その自明性が大きく揺らぐ事になりました。現在のアートワールドの状況を基礎付けているのは90年代に起きた変化ですが、その前史となる1980年代のアートはどのような思想・社会状況のもと展開され、どのように語られたのでしょうか。そしてそれはどのように1990年代を準備したのでしょうか。この読書会を通してその一端に触れる事が出来ればと思っています。

“Art in Theory 1900-2000″はそれぞれの論考の一部を抜き出してまとめたもので、いわゆる「いいとこ取り」の本です。もっと深く読みたいという方はぜひオリジナルのテキストに当たっていただければと思います。

複数のテキストが含まれておりますので、各回1-2のテキストを取り上げたいと思います。読書会では基本的にこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳などの資料を共有いたします。

お申し込みはこちらから。

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芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む/ボードリヤール、ブルデュー、オーウェンス、クラウス、フォスター、クルーガー、ピーター・ハリー、ジェイムソン、クーンズ、クリステヴァetc.
日時:2013年4月7日(日) 13:30-17:30
講 師:辻憲行
参加費:学生 800円/一般 1,200円 *カフェ営業中ですのでドリンクのオーダーをお願いいたします。
定 員:10名
会 場:EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)
住 所:〒135-0042 江東区木場3-18-17 1F
アクセス:
東京メトロ東西線 木場駅3番出口から徒歩7分
東京メトロ東西線/都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅1番出口から徒歩10分
東京都現代美術館から東西線木場駅方面へ徒歩10分


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辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

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