03-21-10

第2回芸術係数ダイアローグ 千葉雅也 「パラマウンド-森村泰昌の鼻」(『ユリイカ』2010年3月号所収) を読む

<このイベントは終了いたしました。>

芸術係数ダイアローグは、毎回一つのテキストを選んで、作者と読者/鑑賞者との対話の機会を提供する企画です。2010年3月から一年間、10回にわたって10人の講師を招いて開催する予定です。そのような対話の連続を通じて、現在のアートを巡る言葉のありようを見出したいと思っています。テキストといっても、必ずしも文章だけでなく、作品や展覧会、運動なども含み、ジャンルも幅広く表現や文化に関わるテーマを取り上げるつもりです。

対話のための共通の基盤として、参加する皆さまには基本的に事前にテーマとなるテキストを読んでいただくことを参加の条件とさせていただきます。また、当日は質疑の時間を長めに取りますので、作者との対話の機会をお持ち下さい。

第2回は、気鋭のドゥルーズ研究者として知られ、最近『アンチ・オイディプス草稿』(國分功一郎氏との共訳)を上梓された千葉雅也氏(1978年生)を講師にお迎えします!!千葉氏は20世紀後半以降のフランス現代哲学が専門ですが、積極的にアートに関する論考を発表しており、今回テーマとして取り上げるテキストは現在東京都写真美術館で個展開催中の森村泰昌展(「なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術-」)に合わせてユリイカ誌上に発表されたものです。

講師プロフィール:
1978年生まれの研究者/批評家。専門分野は、哲学、表象文化論、精神分析学。20-21世紀フランスの哲学(とりわけジル・ドゥルーズ、ジャック・デリダ、カトリーヌ・マラブー)から出発しつつ、表象文化史の諸相を考察する。現在は、東京大学「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)特任研究員、高崎経済大学非常勤講師を務める。

第2回芸術係数ダイアローグ

「パラマウンド-森村泰昌の鼻」(『ユリイカ』2010年3月号所収) を読む

講師=千葉雅也(哲学研究/批評家)
テキスト=「パラマウンド-森村泰昌の鼻」(『ユリイカ』2010年3月号・青土社所収)
日時=2010年4月24日(土)19:00より
入場料=一般1,000円 学生=500円
定員=20名
会場=中央区ハイテクセンター(京華スクエア2階)
〒104-0032
東京都中央区八丁堀三丁目17番9号 京華スクエア2階
東京メトロ日比谷線 八丁堀駅 A3出口 徒歩1分
JR京葉線 八丁堀駅 A3出口 徒歩1分

*なお、このイベントでは、参加者の皆さまが上記テキストを読了済みという前提で進行されますので、参加を申込まれた方は事前に『ユリイカ』2010年3月号を入手の上、ご一読の上、ご来場下さい。よろしくお願い申し上げます。

Quezregherzvolak .

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03-18-10

第1回芸術係数ダイアローグ 黒瀬陽平「新しい「風景」の誕生-セカイ系物語と情念定形」(『思想地図 vol4』) を読む

<このイベントは終了いたしました>

芸術係数ダイアローグは、毎回一つのテキストを選んで、作者と読者/鑑賞者との対話の機会を提供する企画です。テキストといっても、必ずしも文章だけでなく、作品や展覧会、運動なども含み、ジャンルも幅広く表現や文化に関わるテーマを取り上げるつもりです。 そのような対話を通じて、現在のアートを巡る言葉のありようを見出したいと思っています。

対話のための共通の基盤として、参加する皆さまには基本的に事前にテーマとなるテキストを読んでいただくことを参加の条件とさせていただきます。

第1回は、アーティストであり、視覚芸術をアニメやゲームなどサブカルチャーも取り込んだ地平で論じる気鋭の批評家であり、また現在はキュレーターとして展覧会を準備中の、黒瀬陽平氏(1983年生)を講師にお迎えします!!

第1回芸術係数ダイアローグ

「新しい「風景」の誕生-セカイ系物語と情念定形」(『思想地図 vol4』) を読む

講師=黒瀬陽平(美術家/評論家)
テキスト=「新しい「風景」の誕生-セカイ系物語と情念定形」(『思想地図 vol.4』NHK出版所収)
日時=2010年3月20日(土)19:00より
入場料=一般1,000円 学生=500円
定員=25名
会場=中央区ハイテクセンター(京華スクエア2階)
〒104-0032
東京都中央区八丁堀三丁目17番9号 京華スクエア2階
東京メトロ日比谷線 八丁堀駅 A3出口 徒歩1分
JR京葉線 八丁堀駅 A3出口 徒歩1分

*なお、このイベントでは、参加者の皆さまが上記テキストを読了済みという前提で進行されますので、参加を申込まれた方は事前に『思想地図 vol.4』を入手の上、ご一読の上、ご来場下さい。よろしくお願い申し上げます。

Boninske ostrovy

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03-03-10

これまでの「芸術係数」

「芸術係数」は2006年に始まった「関係性の美学」の勉強会が元になっています。勉強会のメンバーは、学芸員、キュレーター、会社員、主婦、NPOスタッフ、アーティスト、学生など様々です。参加者のほとんどは、AIT(Art Initiative Tokyo)というアートNPOの運営する美術の学校「MAD(Making Art Different)」の講師や生徒で、AITでの出会いが勉強会につながりました。。

現在の参加者数はだいたい7-8名で、毎月1回集まって英文テキストを読んでいます。最初の「関係性の美学」は、まだ日本語訳が出版されていないということで、日本語版の出版を目指してじっくりと時間をかけて読み進めました。結局「関係性の美学」は昨年の9月頃に読み終えたのですが、翻訳を進めていく中でテキストに使っていた英語訳がフランス語の原本との対照でとても問題のあるものであることがわかり、フランス語にあたりながら再度翻訳を直しています。この作業は6月中には終わらせようと思っています(キリッ

その後、二冊目のテキストとして「Aesthetics of Risk」というアンソロジーに取り組んでいます。これは、南カリフォルニア地区のアート関係の大学や学部に所属する研究者や在野の批評家の連合体であるSouthern California Consortium of Art Schools (SoCCAS)が主催、Getty Research Instituteがホストして2006年に開催されたシンポジウムの内容をもとに編集したものです。各論考は基本的に独立しているので、はじめから読み進める必要はないのですが、私たちは全体のアウトラインを把握するために序章から読み進めています。ここまで序章を読み進める限りでは、ウルリッヒ・ベックの「危険社会」やアンソニー・ギデンズらの「再帰的近代化」の議論が大きな前提となって話が進んでいて、それに加えて前回読んだあたりからパフォーマティヴィティの概念を軸にパフォーマンス・アーティストの身体と主体化の問題、その政治性に関する話題が出てきています。この辺の話はさして目新しいものではありませんが、現代アートをめぐる言葉をより広い文脈に接続する試みの一つとして捉えて、読み進めていこうと思っています。

読書会は特に決まったスペースを持っていませんので、毎回都内の公共施設や貸し会議室を借りて実施しています。決まった会費はなく、その時々の参加者で会場費を折半するという、まったく自主的にアートについて勉強したい人の集まりです。今読んでいるテキストはかなり社会学的な傾向の強いものですが、今後はもう少し美術史よりのものを読んでいくのも良いかなあと思っています。参加者は基本的に自由ですので、興味のある方はinfo(at)gjks.org (※「(at)」を「@」に変更してお送りください)まで、メールでお問い合わせ下さい。

そして、この勉強会を拡大する形で、よりアクチュアルなアートの言葉を学びそれを共有する場所として、今月から「芸術係数ダイアローグ」としてトークイベント、または作者を招いての読書会、を開催することになりました。もともとは自分たちが関心のある話題についてもっと知りたい、という動機からはじめようと思ったことなですが、今のアートをめぐる言葉を物足りなく思う人たちと共有したいとも思っていますので、よろしくお願いします。

辻憲行

Denitrifikace .

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