06-09-11

芸術係数6月の勉強会のお知らせ「33歳からのマルセル・デュシャン」vol.3

1887年生まれのマルセル・デュシャンは1920年には33歳でした。この勉強会では、デュシャンが33歳になった1920年以降の活動にフォーカスしたいと思います。

デュシャンは1923年に「大ガラス」の制作を放棄し、創作活動から引退して「沈黙」したと言われていますので、勉強会ではいわゆる「デュシャンの沈黙」の期間を取り上げることにもなります。この期間のデュシャンの活動は、一般的な意味での作品制作とはとられないような活動を数多く含んでいます。1920年に立ち上がったソシエテ・アノニムはその一つです。彼のそのような活動を、アートのパラダイムが変わりつつある現在からの視点を通じて見直すことで、今まさに起きている新しいアートの取り組みを読み解くヒントになるのではないかと思っています。

第3回目はデュシャンが残した「アンフラマンス」という言葉を取り上げたいと思います。1980年に、デュシャンの死後発見されたメモ集が、彼の義理の息子であるポール・マティスの編集のもとに出版されました。1912年から1968年にわたって書かれたそのメモ集はテーマにそって4つのグループに分けられましたが、その第1部が「アンフラマンス」に関するメモです。日本語では「極薄」と訳されるこの概念は赤外線(infrarouge)が人間が知覚できない光の周波数を示しているように、のように人間の認知限界を超えた薄さということを意味しています。デュシャン自身はこの概念に関して明確な定義を残していませんが、彼の創作活動との関係を考えると非常に示唆に富んだ内容が含まれています。
また、今回は、それに加えて宇波彰氏による1983年のデュシャン論「関係性の芸術」も取り上げてみたいと思います。

ご参加のお申込みはこちらから

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日時:2011年6月26日(日)13:30-
場所:千早地域文化創造館
参加費:一般500円/学生400円

郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線・副都心線 千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分


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06-07-11

リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯-リベラル・ユートピアの可能性』読書会 最終回

*中止になりました。突然の告知となってしまい申し訳ございません。

芸術係数の読書会のお知らせです。
対象図書はリチャード・ローティ著『偶然性・アイロニー・連帯-リベラル・ユートピアの可能性』(齋藤純一・山岡龍一・大川正彦訳)です。

前回は第I部を読み終えました。今回は最終回ということで第II部「アイロニズムと理論」までを含め、全体をまとめたいと思います。

参加のお申し込みはこちら

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『偶然性・アイロニー・連帯-リベラル・ユートピアの可能性』読書会
日程=2011年6月18日(土) 17:30-
場所=千早地域文化創造館
参加費=300円
定員=16名
対象図書=リチャード・ローティ著『偶然性・アイロニー・連帯-リベラル・ユートピアの可能性』齋藤純一・山岡龍一・大川正彦訳

対象範囲=第II部の第6章まで
進行方法=当日までに対象範囲を通読して(必須)、(できれば)分からないところ、重要に思うところなどをチェックしておいてください。

千早地域文化創造館
郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線・副都心線 千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分


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