01-24-13

芸術係数特別講義:藤城噓「ダストポップ−キャラクターを描くということ」

 
DUSTPOP
 

芸術係数では、1960年代以降に書かれ、まだ日本語訳が出版されていない美術に関する論考を中心に取り上げる読書会を通じ、戦後のアートを巡るグローバルな言説風景を描く取り組みを続けています。
この特別講義では、読書会を補完するため、現在日本国内で注目すべき活動を行っている人々を講師に招き、日本のアートが描くべき未来の言説風景を探って行きたいと思います。

今回の講師、藤城噓氏は2008年にポストポッパーズを結成しアーティストとしての活動を始め、続く2009年にはカオス*ラウンジを結成。それ以降アーティストとして作品制作/発表活動を行いつつ、自らを含めたネット絵師を始めとする若いアーティストたちを集めて展覧会を数多く開催してきました。彼のこの活動は、主にインターネットの中で活動する絵師たちが、美術の制度の中、ギャラリー空間に進出するためのきっかけを提供することになります。 現在では当たり前のこととして認知されるこうした動向も、つい数年前までは異例な事態であったことを考えると、藤城氏の功績は極めて大きなものであったと言えるでしょう。
今回の講義では彼のこうした活動に彼自身の言葉によって改めて光を当てると共に、「ダストポップ−キャラクターを描くということ」と題し、藤城氏の絵画に対する思考を「ダストポップ」をキーワードに伺います。

当日参加も可能です、こちらにご連絡ください。〔当日料金となります〕

チラシをダウンロードできます。〔pdf〕
*ご関心をお持ちの皆様、告知にご協力ください。

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芸術係数特別講義:藤城噓「ダストポップ−キャラクターを描くということ」
日時:2013年2月23日(土) 18:30開場 19:00開演(21:00終了予定)
講 師:藤城噓
進 行:辻憲行
参加費:前売り1,800円/当日 2,000円(ワンドリンク付き) お申し込みはこちら
*トーク終了後講師を交えて交流会を予定しております。お気軽にご参加ください:参加費 500円(ドリンク代別)
会 場:EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)
住 所:〒135-0042 江東区木場3-18-17 1F
アクセス:
東京メトロ東西線 木場駅3番出口から徒歩7分
東京メトロ東西線/都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅1番出口から徒歩10分
東京都現代美術館から東西線木場駅方面へ徒歩10分


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藤城 嘘(ふじしろ・うそ)
1990年生まれ。日本大学芸術学部美術学科在籍。美術作家。作家活動に平行して、集団制作/展示企画活動を展開する。「カワイイ」・「萌え」などの日本的/データベース的感性をベースに、キャラクターの存在論を問う絵画作品を制作する。個展「モストポダン」(2010)、カオスラウンジとして「破滅*ラウンジ」(2010)、F/T2011主催作品「カオス*イグザイル」、「受け入れ」展(2012)など。

辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

協力:
EARTH+GALLERY
〒135-0042 東京都江東区木場3-18-17 1F
tel/fax 03-5809-9949
info@coexist-tokyo.com
coexist-tokyo.com

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01-22-13

芸術係数読書会SF:パメラ・リー「世界はフラットである/世界の終わりー村上隆とポスト・フォーディズムの美学」

 

Pamela M Lee “The World is Flat/The End of the World: Takashi Murakami and the Aesthetics of Post-Fordism”の読書会です。

芸術係数では、スーパー・フラットについての論考を継続的に取り上げる読書会を開催します。

最初に取り上げるのは、パメラ・リーの”Forgetting the Artworld”所収の「世界はフラットである/世界の終わりー村上隆とポスト・フォーディズムの美学」です。

この論考は、村上隆の作品の根底にある思想を日本の自動車産業を支えた(特にトヨタ式と呼ばれる)生産システムとの関連において分析するものです。
そうしたアプローチを取ることでリーは、村上の芸術をオタク的意匠を用いた新しい日本趣味の観点からではなく、日本とアメリカの政治的、経済的関係性の構造から、
そしてまたグローバリズムとコンピューター/インターネット技術の進展によって生じた、世界的な生産様式の変化という観点から分析することを可能にします。

著者のパメラ・リーはスタンフォード大学教授(美術史)。イェール大学を卒業後、ハーヴァード大学で博士号取得。専門は近現代美術理論と批評、特に1960年代および70年代の美術。オクトーバー、アートフォーラムなどへの寄稿多数。主著には「破壊され行くオブジェ:ゴードン・マッタ・クラークの作品」(2000)、「時間恐怖症:1960年代の芸術における時間について」(2006)、「アートワールドを離れて」(2012)などがあります。

スーパーフラットは誕生から10年以上を経てなお欧米圏では日本の現代美術の最新の理論として批評的考察の対象であり、また大学教育の場でも教えられています。芸術係数は日本の現代アートのさらなる未来を描くためにはポスト・スーパーフラットについての考察が必要であり、スーパーフラットを芸術理論として真摯に受け止め、それに応答することが不可欠であると考えます。この読書会はそのための試みの一つです。スーパーフラットについて英語圏ではどのように論じられ、受容されているのか、ご関心のある方はぜひお気軽にご参加ください。

当日参加も可能です、こちらにご連絡ください。

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芸術係数読書会SF:パメラ・リー「世界はフラットである/世界の終わりー村上隆とポスト・フォーディズムの美学」
日時:2013年2月16日(土) 13:30-17:30
講 師:辻憲行
参加費:1,800円(お茶とお菓子付き)
定 員:20名
会 場:EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)
住 所:〒135-0042 江東区木場3-18-17 1F
アクセス:
東京メトロ東西線 木場駅3番出口から徒歩7分
東京メトロ東西線/都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅1番出口から徒歩10分
東京都現代美術館から東西線木場駅方面へ徒歩10分


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辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

協力:
EARTH+GALLERY
〒135-0042 東京都江東区木場3-18-17 1F
tel/fax 03-5809-9949
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