05-25-13

OUR SCHOOL vol.3 芸術係数@きたもとアトリエハウス 「関係性の美学とリレーショナル・アート」

 
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芸術係数は都内を中心に読書会やトークイベント、展覧会などを開催していますが、今回は埼玉県北本市のきたもとアトリエハウスを会場に出張読書会を開催します!

今回は「関係性の美学」中で取り上げられている アーティストや作品/プロジェクトの画像や動画の紹介と解説を中心に進行し、質問の時間も長く取りたいと思っています。

1998年に刊行された「関係性の美学」は、フランス人キュレーターで批評家のニコラ・ブリオーが、当時美術批評やアカデミックな研究の世界では無視されていた同時代(主に1990年代のヨーロッパ)のアーティストや作品を理論化し、プロモートするために編まれた論文集です。

ブリオーの主な目的は90年代の美術に批評的・理論的な言葉を与えるというものでしたが、「関係性の美学」というコンセプトはその後2000年代以降にも影響力を維持しています。リクリット・ティラバーニャやピエール・ユイグ、ドミニク・ゴンザレス・フォレステルらが世界的に評価を高める一方、ブリオーが同書で取り上げていない「リレーショナル・アート」の後継世代とも言える、ティノ・セーガルやマーティン・クリードが注目を集めていることからもそれは明らかでしょう。

「関係性の美学」はブリオーがキュレーションした展覧会の実践を通じて書かれたものなので、全編を通じて数多くの作品が紹介されています。が、本書には図版が添えられておらず、ブリオーによる作品記述もあいまいで正確さを欠いているため、「リレーショナル・アート」や「関係性の美学」の具体的イメージを捉えにくくなっています。

読書会では、それらの作品をスライドや動画で紹介しながら解説します。「参加型」作品や「コミュニティ・アート」の範疇には収まりきらない「関係性の美学」の可能性を知るいい機会ではないでしょうか。また、会場となるきたもとアトリエハウスの可能性についても考察できる機会になればと考えています。

みなさまどうぞぜひお気軽にご参加ください!

ご予約はこちらから

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日時:2013年6月9日(日)14:00-17:30
場所:きたもとアトリエハウス
参加費:1,800円(お菓子とワンドリンク付き)
**読書会終了後講師を交えて交流会を開催します:会費500円
定員:30名(ご予約はこちら
郵便番号:〒364-0026
住  所:埼玉県北本市荒井5丁目164
電話番号:048-501-5752 (キタミン•ラボ舎)
メール:info@atelierhouse.net
アクセス:
JR高崎線 北本駅 西口より 北里研究所メディカルセンター病院、石戸蒲桜行きバス 乗車〈自然観察公園前〉停留所(180円/約15分)下車、徒歩約5分。

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辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

協力:
きたもとアトリエハウス
〒364-0026
埼玉県北本市荒井5丁目164
TEL 048-501-5752(キタミン・ラボ舎)

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05-19-13

芸術係数読書会:マーサ・バスカーク「事業を創造すること−美術館と市場の間の現代美術」第6章を読む 第2回

 

 

Martha Buskirkの「Creative Enterprise」の読書会のお知らせです。今回はその第6章「Mobil Art Service」を取り上げます。

2012年に出版されたこの本は、芸術作品の制作、受容環境の変化をより広く生産、流通、消費形態の変化の中に位置づけ、その上で現代の表現活動を「事業を創造すること(Creative Enterprise)」として考察しようとするものです。

第6章「モービル・アート・サーヴィス」では、特に「関係性の美学」やリレーショナル・アート以降の社交場としてのアート、さらに言えばサーヴィス業としてのアートについて、第6回カリビアン・ビエンナーレをその最もラディカルな例として取り上げ、考察を始めます。アーティストのマウリツィオ・カテランとキュレーター(ジューイッシュ美術館)のイェンス・ホフマンがディレクターを務めたこの国際展は当時のグローバルな広がりを見せつつあったビエンナーレ/トリエンナーレ型の大規模国際展の事業形態をシミュレートした結果、作品のない展覧会として開催され大いに物議を醸すことになりました。

バスカークはそうした傾向に批判的な目を向けつつ、同時にそれを不可避的な現代美術の前提として受け入れ、ある種のオルタナティブな作品のあり方を見いだすため、様々な展覧会を含む芸術実践について考察しています。昨年出版の書籍ですので、取り上げられている事例も新しく、10年代以降のアートの方向性を知るヒントを得ることができるテキストになっています。

今回は2回目になりますが、冒頭で前回の流れを簡単におさらいしますので、2回目からの参加でも問題ございません。よろしくお願いいたします。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

お申し込みはこちらから。

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日時:2013年6月8日(土)13:30-16:50
講師:辻憲行
場所:千早地域文化創造館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:10名(要予約)
郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分


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05-16-13

芸術係数プレゼンツ藤城嘘個展「キャラクトロニカ」

 
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展覧会特設サイトはこちら

芸術係数はこの度、芸術係数プレゼンツ藤城嘘個展「キャラクトロニカ」を開催いたします。なお、本展はEARTH+GALLERYのご協力の上、同ギャラリーを会場として開催されます。

藤城嘘は1990年、香港出身の父親と日本人の母親のもと、東京で生まれました。ポスト冷戦世代として、そしてデジタル・ネイティブの世代として、彼の創作にはグローバルな文化状況とインターネットに代表される情報技術革新が大きな影響を及ぼしています。藤城は幼少期からマンガ、アニメ、ゲームなど日本のポップ・カルチャーの影響を受けて育ちました。幼年時代の彼にとってキャラクターを描くことは、周囲とのコミュニケーションを可能にするためのチャンネルでもありました。それが2008年にポストポッパーズ、続く2009年にカオス*ラウンジという、主にネット上で作品を発表しているアーティストたちを集めた集団制作のプラットフォームの結成に繋がりました。以降、藤城はアーティストとして作品制作/発表活動を行いつつ、キュレーターとしてネット絵師を始めとする若いアーティストたちを集めて展覧会を数多く開催してきました。彼のこの活動は、主にインターネットの中で活動する絵師たちが、ギャラリーなどのリアル・スペースに進出するためのきっかけを提供することになります。 現在の日本のアートシーンでは当たり前のこととして認知されるこうした動向も、つい数年前までは異例な事態であったことを考えると、藤城の功績は極めて大きなものであったと言えるでしょう。

アーティストとしての藤城は、デビュー以来一貫してキャラクターをモチーフに取り上げてきました。 彼にとってキャラクターは個人的な欲望の対象であるとともに、現代社会を生きる人間のありようを反映する一種の自画像でもあったのです。それゆえその表現は、魔術的な欲望を喚起する存在としてキャラクターを召還しつつ、一方でキャラクターと都市/風景/言語などのモチーフを通じてその生産と消費をめぐる社会的/文化的諸関係を美学的に考察するという両義的なアプローチをとって来ました。本展に出品される展覧会タイトルと同名の新作絵画シリーズ 「キャラクトロニカ」はそうした藤城の実践を象徴する作品であり、 キャラクターの存在条件をめぐる新しい物語を紡ぎだす試みでもあるのです。

「キャラクトロニカ」展は、会場の構造を活かした2部構成となっており、ギャラリー空間では上述の新シリーズに加え、3.11後に被災地を訪れた経験をきっかけに制作された2枚組の大作「Day」と「Night」などの絵画作品を展示します。そしてラウンジ空間は藤城の過去作品やドローイング、作品制作の資料、収集物などがインストールされたカフェエリアとして機能します。

初日のレセプション・パーティーには作家も在廊いたします。また、展覧会期間中にはトークイベントなどを開催します。この機会に藤城嘘の作品を是非ご高覧下さい。

*オープニング・レセプション:2013年7月13日(土)18:00-21:00

【展覧会関連イベント】
◎お絵描きオフ:参加無料
2013年7月14日(日)15:00-
◎トークイベント:参加費=各回2,000円(ワンドリンク付き)
2013年7月20日(土)18:00-20:00 ゲスト:村上裕一(批評家)
2013年7月27日(土)18:00-20:00 ゲスト:石岡良治(批評家/表象文化論)

**関連イベントの情報につきましては芸術係数及びギャラリーのHPで変更・更新の可能性がございます。よろしくお願い申し上げます。

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芸術係数プレゼンツ藤城嘘個展「キャラクトロニカ」
会 期:2013年7月13日(土)-8月4日(日)*月曜休廊
開廊時間:11:00-19:00
企 画:辻憲行(芸術係数)
入 場:無料
*会期中のトークイベントなどは別途参加料を設定いたします。
会 場:EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)
住 所:〒135-0042 東京都江東区木場3-18-17 1F
アクセス:
東京メトロ東西線 木場駅3番出口から徒歩7分
東京メトロ東西線/都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅1番出口から徒歩10分
東京都現代美術館から東西線木場駅方面へ徒歩10分


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藤城 嘘(ふじしろ・うそ)
1990年生まれ。日本大学芸術学部美術学科在籍。美術作家。作家活動に平行して、集団制作/展示企画活動を展開する。「カワイイ」・「萌え」などの日本的/データベース的感性をベースに、キャラクターの存在論を問う絵画作品を制作する。個展「モストポダン」(2010)、カオスラウンジとして「破滅*ラウンジ」(2010)、F/T2011主催作品「カオス*イグザイル」、「受け入れ」展(2012)など。

辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

協力:
EARTH+GALLERY
〒135-0042 東京都江東区木場3-18-17 1F
tel/fax 03-5809-9949
info@coexist-tokyo.com
coexist-tokyo.com

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05-11-13

芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む第2回/ブルデュー、オーウェンス、クラウス、フォスター、クルーガー、ピーター・ハリー、ジェイムソン、クーンズ、クリステヴァetc.

 
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“Art in Theory 1900-2000″の第7章の第1部”The Critique of Originality”を読む読書会です。

“Art in Theory 1900-2000″は20世紀美術をめぐるアーティスト、思想家、批評家、美術史家のテキストの一部を抜き出したアンソロジーで、今回取り上げるのは、主に1980年代に書かれた論考を集めた第7章「ポストモダンの思想」第1部「オリジナリティの批判」に含まれる、ボードリヤール、ブルデュー、クレイグ・オーウェンス、クラウス、ハル・フォスター、シェリー・レヴィーン、アート&ランゲージ、バーバラ・クルーガー、ピーター・ハリー、フレデリック・ジェイムソン、ジェフ・クーンズ、ジュリア・クリステヴァらのテキストやインタビューです。

1950年代後半から70年代にかけ、アートの世界は観客の増加、メディウムと流通・消費形態の多様化によって大いに複雑化していきました。美術史的な動向を見ても、ネオダダ、ポップ・アート、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートの後、70年代のアートにはそれらと同じように名指されるような固有名を見つけるのは困難です。
1980年代はそうした流れの後に位置づけられ、何でもありの時代である一方で、シミュレーショニズムやネオ・エクスプレッショニズム(イタリアではトランス・アヴァンギャルディア、日本ではニュー・ペインティングなどと呼ばれました)など、新しい「ism」が生まれた時代でもあります。そして1990年代にアートはグローバル化し、大衆文化との融合が進み、インターネットやコンピューター・テクノロジーの発展もあり、その自明性が大きく揺らぐ事になりました。現在のアートワールドの状況を基礎付けているのは90年代に起きた変化ですが、その前史となる1980年代のアートはどのような思想・社会状況のもと展開され、どのように語られたのでしょうか。そしてそれはどのように1990年代を準備したのでしょうか。この読書会を通してその一端に触れる事が出来ればと思っています。

“Art in Theory 1900-2000″はそれぞれの論考の一部を抜き出してまとめたもので、いわゆる「いいとこ取り」の本です。もっと深く読みたいという方はぜひオリジナルのテキストに当たっていただければと思います。

第2回目の今回はPierre Bourdieu “Being Different”とCraig Owens “The Allegorical Impulse: Towards a Theory of Postmodernism”を取り上げる予定です。

複数のテキストが含まれておりますので、各回1-2のテキストを取り上げたいと思います。読書会では基本的にこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳などの資料を共有いたします。

お申し込みはこちらから。

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芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む第2回/ブルデュー、オーウェンス、クラウス、フォスター、クルーガー、ピーター・ハリー、ジェイムソン、クーンズ、クリステヴァetc.
日時:2013年6月2日(日) 13:30-17:30
講 師:辻憲行
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
**カフェ営業中ですのでドリンクのオーダーをお願いいたします。
定 員:15名(要予約
会 場:EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)
住 所:〒135-0042 江東区木場3-18-17 1F
アクセス:
東京メトロ東西線 木場駅3番出口から徒歩7分
東京メトロ東西線/都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅1番出口から徒歩10分
東京都現代美術館から東西線木場駅方面へ徒歩10分


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辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

協力:
EARTH+GALLERY
〒135-0042 東京都江東区木場3-18-17 1F
tel/fax 03-5809-9949
info@coexist-tokyo.com
coexist-tokyo.com

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05-05-13

芸術係数読書会:ダグラス・クリンプ「写真としてのポストモダニズム」を読む まとめ回

 

 

Douglas Crimpの「The Photographic Activity of Postmodernism」の読書会まとめ回のお知らせです。

「写真としてのポストモダニズム」はオクトーバー紙の1980年冬号に掲載された論考です。クリンプは、これに先立つ1979年の「Pictures」展のカタログに寄せたテキストで、当時のニューヨーク周辺で注目を集めつつあったアーティストたちの作品の背景にある特徴を「ポストモダニズム」と呼びました。本論考ではそこで試みられていたポストモダニズムのアートに関する考察を発展させ、ポストモダンにおける存在と表象の問題を、写真の存在論的特質の考察を通じて展開させています。

テキストはベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」の読解から始まり、そこで語られる現前性のしるしとしてのアウラに対して、クリンプはジャック・ゴールドスタイン、ロバート・ロンゴ、シェリー・レヴィン、シンディ・シャーマン、リチャード・プリンスらの作品に見られる新たな存在のありようを見いだして行くことになります。後に「Pictures Generation」と呼ばれることになるアーティストたちの作品を紹介しながら彼の考察のプロセスを追ってゆきたいと思います。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

対象テキストの読書会は2回目ですが、まとめ回として全体の流れをフォローいたしますので、初回にご参加いただけなかった方もぜひご参加ください。

お申し込みはこちらから。

<参考図書>
ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」、「写真小史」

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日時:2013年5月25日(土)18:00-21:20
講師:辻憲行
場所:千早地域文化創造館
**前回と会場が異なります、会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:10名(要予約)
郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分


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辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

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05-03-13

芸術係数読書会:アーサー・ダントー「アートワールド」を再読する

Arthur C. Dantoの「The Artworld」読書会のお知らせです。

「アートワールド」はアーサー・ダントーが1964年のアメリカ哲学学会で行った発表原稿に基づく論考です。ここでダントーは20世紀の美術を言語ゲームとして考察します。そのゲームのルールを定め判定を下すのが「アートワールド」というわけです(ダントーはそれを「芸術理論や美術史の知識が生み出す空気」と定義しています)。

言語ゲームとしての芸術が20s世紀に始まったことには、とりわけ後期印象派による絵画表現の核心が影響しているとダントーは考えます。それによりアートを記述するための述語が増えた(「芸術は再現である」に加えて「芸術は表現である」という記述が可能になった)ことが言語ゲームを可能にしたのです。

こうしたアートに関する可能な記述の考察を通じてダントーは、彼の同時代の作品(ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズ、オルデンバーグ、とりわけウォーホルの「ブリロ・ボックス」)の芸術的価値を認知させ、後のコンセプチュアル・アートの可能性を開いたという事ができるでしょう。

読書会は日本語訳をもとに進めますので、特に英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。

お申し込みはこちらから。

*本読書会は、定員に達しましたので、申し込み受付を終了させていただきます。ありがとうございました。なお、キャンセルが出た場合には、あらためて告知いたします。

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日時:2013年5月19日(日)13:30-16:50
講師:辻憲行
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分


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05-01-13

芸術係数読書会:クレイグ・オーウェンス「作品からフレームへ、あるいは、「作者の死」後、生き残るものはあるか?」を再読する

 

 

Craig Owensの「From Work to Frame, or Is There Life After “The Death of the Author”?」の読書会のお知らせです。

「作品からフレームへ、あるいは、「作者の死」後、生き残るものはあるか?」は、オーウェンスがエイズによって病死した後(1992年)に出版された「Beyond Recognition: Representation, Power, and Culture」所収の論考です。

ここでオーウェンスが注目するのは、1960年代後半から70年代にかけて制作された芸術作品や論考に見られる一つの傾向です。オーウェンスはそれを「作者の死」(バルト)であるとし、それが1970年代以降のアート(ポストモダン・アート)の基本的条件の一つであることを見いだします。

オーウェンスはそれによって浮上することになる読者/鑑賞者が単純に作者の地位を埋めるという考えをとらず、「私たちは、作者が消えた後に残された空白を検証しなければならない。私たちはその裂け目と断層、そして新しい境界線を注意深く検証することによって、その場所を再び埋めなければならない。私たちは、この消滅から生まれた機能の動勢を窺わねばならないのです」というフーコーの立場に同意します。

オーウェンスは、「作者の死」という「消滅から生まれた機能の動勢」が、単に作品の価値判断におけるアーティストの優位性の低下だけを意味するわけではなく、モダン・アートの歴史において抑圧されていた様々な要素の浮上の兆候である、と捉えます。そしてマルセル・ブロータース、ダニエル・ビュレン、マイケル・アッシャー、ハンス・ハーケ、ルイーズ・ローラーなどの作品の分析を通じて、彼らの作品がそうした要素を可視化するためのフレームとして機能しているとみなすのです。

読書会では、テキスト中で取り上げられたアーティストのイメージをスライドで紹介しながら、具体的に議論の内容が理解しやすいように進行いたします。なお、読書会は日本語訳をもとに進めますので、特に英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。

お申し込みはこちらから。

<参考図書>
ロラン・バルト「作者の死」(『物語の構造分析』所収)

<関心があれば>
クレイグ・オーウェンス「他者の言説」(『反美学』所収)
ミシェル・フーコー「作者とは何か?」(フーコー・コレクション〈2〉文学・侵犯 (ちくま学芸文庫)所収 )

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日時:2013年5月17日(金)18:30-20:50
講師:辻憲行
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分


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