04-11-11

ピエール・ユイグ:「アンリー」| Art21「エクスクルーシブ」に日本語字幕を付けてみました。

“Pierre Huyghe: “Anlee” | Art21 “Exclusive”″に日本語字幕を付けてみました。

翻訳は辻憲行 (twitterID=nori_1999)
芸術係数(http://gjks.org)
元の動画はこちら

ピエール・ユイグのこの作品は、ユイグとフィリップ・パレーノが共同で始めた「No Ghost Just a Shell」というプロジェクトの一環として制作された。プロジェクトのタイトルは「攻殻機動隊(Ghost in the Shell)」をもじったもの。このプロジェクトは、日本のキャラクター・エージェンシーから「Anlee(アンリー)」というキャラクターの権利を買い取り、ドミニク・ゴンザレス=フォースターやピエール・ジョセフらに作品の素材としてアンリーを提供するというもの。アンリーはフレームだけの低価格のキャラクターで、単純な属性しか与えられていないキャラクターだったらしく、そのため物語の担い手としては不十分で、元のエージェンシーではすぐに干されてしまった。アンリーは彼らに買い取られることで、市場におけるキャラクターの「死」から救われたというわけだ。
このプロジェクトでは、アンリーという「抜け殻=shell=姿形」に、参加アーティストが「魂=ghost=物語」を付与する。
ユイグとパレーノは、アンリーを無償で提供するとともに、プロジェクトに参加するアーティストに対して高度なヴィデオ制作用のスタジオと機材を用意した。
2002年にKunsthalle Zürich、Institute for Visual Culture Cambridge、SF MOMAですべての作品を集めた展覧会が開催された後、アンリーの利用は封印され、プロジェクトはファン・アッベ美術館(アイントホーヘン)に収蔵された。
プロジェクトをまとめたアーティスト・ブックが出版されている

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