04-08-12

芸術係数4月の勉強会のお知らせ:「What is a Photograph?」を読む

 
Margaret Iversen の「What is a Photograph?」を読む勉強会を開きます。

「What is a Photograph?」はロラン・バルトの「明るい部屋」を文学作品ととらえ、かつジャック・ラカンの「精神分析の四基本概念」の注釈として読解するという論文です。著者はエセックス大学教授のマーガレット・アイバーセン。ラカンやフロイトの精神分析の諸概念の入門にも良いと思います。

バルトの「明るい部屋」は副題(写真についての覚え書き)にもあるように写真論として書かれたものですが、その写真論は徹底して鑑賞者の立場からの考察であり、写真を見ることについての物語になっています。バルトはバルト自身が特定の写真に抱く欲望を出発点として写真の本質を読み解こうと試みており、アイバーセンはそのようなバルトの考察の道筋が、「精神分析の四基本概念」でのラカンによる、見る主体の構造分析を理解するのに役に立つと考えています。

「What is a Photograph?」は単にアートとしての写真についての論考ではなく、私たち鑑賞者が芸術作品をどのように見ているのか、について考える助けになると思います。

対象テキストはMargaret Iversen, Beyond Pleasure: Freud, Lacan, Barthes (Refiguring Modernism)に収められています。

勉強会では、このテキスト(英文でB514ページほど)を2回に分けて読み進めます。会の前半に私の訳文を読み進め、後半で内容を含めた訳の検討や質問の時間を設けるという構成で進行したいと思います。テキストや訳文は当日配布します。

参加申し込みは予約フォームからお願いします。

<参考図書>
ロラン・バルト「明るい部屋」

<関心があれば>
ジャック・ラカン「精神分析の四基本概念」
Rosalind Krauss, The Optical Unconscious

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日時:2012年4月21日(土)13:30-
場所:千早地域文化創造館
参加費:学生 500円/一般 1,000円

郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線・副都心線 千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分


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