06-18-12

芸術係数読書会:ボリス・グロイス「アートとお金」を読む 第2回

Boris Groysの「Art and Money」の読書会のお知らせです。

「Art and Money」は、アートと金の関係を展覧会における金(支援)と作品の関係について考察します。
伝統的なアート場合は展覧会に出品されずとも作品は存在するのに対し、現代美術に特徴的なインスタレーション形式の作品は、展覧会に出品し、適切な支援が得られなければ、作品として存在することもできないということをグロイスは強調します。そしてそのような状況を“展示=制作”として定式化し、その端緒はデュシャンにあると指摘します。
グロイスはここからスタートして、現代アート(とりわけインスタレーション作品)を支える存在とは何かについて、とくに現代のネットを中心とするイメージ生産/流通技術との関わりから、考察を進めます。

前回は、1)経済的支援が現代美術(特にインスタレーション作品)に与える本当の影響とは、2)現代美術を支援するのは誰か?、3)現代美術(先進的な芸術表現)の可能性とは何か、の3つのトピックを通して、テクノロジーの進展によって前衛的なアートの支持基盤の没落と、グリーンバーグが提起しながら十分に探求できなかったそれを乗り越える道が示されました。

今回の読書会ではグリーンバーグの提起した可能性をより具体的に検討する後半部分を取り上げます。

読書会は翻訳をもとに行いますので、特に英語力は必要ありません。

前回の内容についても簡単に紹介しますので、前回不参加の方でも流れはつかむことができると思います。

〔冒頭部分の訳を公開します:PDF形式

〔前半部分の概要です。段落ごとにざっくり訳しています:PDF形式

お申し込みはこちらから。

なお、芸術系数の読書会ではFacebookに読書会ごとのグループを作ってそちらでテキストや参考資料などの共有を行なっていますので、Fecebookアカウントをまだお持ちでない方は取得していただいた上でグループへの登録をお勧めします。

テキストはこちらから入手できます。

<参考図書>
クレメント・グリーンバーグ「アヴァンギャルドとキッチュ」(『グリーンバーグ批評選集』所収)

<関心があれば>
ボリス・グロイス「全体芸術様式スターリン」
ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」
Clement Greenberg, The Plight of Culture, in Art and Culture

===
日時:2012年7月14日(土)13:30-17:00
場所:千早地域文化創造館
参加費:学生 500円/一般 1,000円
定員:
郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線・副都心線 千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分

大きな地図で見る

             このエントリーをはてなブックマークに追加



 
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この blog は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。