05-03-13

芸術係数読書会:アーサー・ダントー「アートワールド」を再読する

Arthur C. Dantoの「The Artworld」読書会のお知らせです。

「アートワールド」はアーサー・ダントーが1964年のアメリカ哲学学会で行った発表原稿に基づく論考です。ここでダントーは20世紀の美術を言語ゲームとして考察します。そのゲームのルールを定め判定を下すのが「アートワールド」というわけです(ダントーはそれを「芸術理論や美術史の知識が生み出す空気」と定義しています)。

言語ゲームとしての芸術が20s世紀に始まったことには、とりわけ後期印象派による絵画表現の核心が影響しているとダントーは考えます。それによりアートを記述するための述語が増えた(「芸術は再現である」に加えて「芸術は表現である」という記述が可能になった)ことが言語ゲームを可能にしたのです。

こうしたアートに関する可能な記述の考察を通じてダントーは、彼の同時代の作品(ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズ、オルデンバーグ、とりわけウォーホルの「ブリロ・ボックス」)の芸術的価値を認知させ、後のコンセプチュアル・アートの可能性を開いたという事ができるでしょう。

読書会は日本語訳をもとに進めますので、特に英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。

お申し込みはこちらから。

*本読書会は、定員に達しましたので、申し込み受付を終了させていただきます。ありがとうございました。なお、キャンセルが出た場合には、あらためて告知いたします。

===
日時:2013年5月19日(日)13:30-16:50
講師:辻憲行
場所:渋谷区神宮前区民会館
*会場をご確認ください
参加費:1,400円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:7名(要予約)
郵便番号: 150-0011
住  所: 東京都渋谷区神宮前 6-10-14 3F
電話番号: 03-3409-4565
アクセス:
JR 原宿駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅4番出口 徒歩1分
都バス[池86][早81]系統「表参道」停留所 徒歩2分


大きな地図で見る

             このエントリーをはてなブックマークに追加



 
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この blog は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。