「芸術係数」について

2010年3月に活動開始。翻訳,読書会、トークイベント、展覧会企画などを通じて、現代美術のグローバルな言説風景を描く試み。芸術係数は20世紀以降のアートに最も大きな影響を与えたフランス人アーティスト、マルセル・デュシャンが1957年のアメリカ芸術家連盟総会での講演で使った造語。この講演は、創造行為における鑑賞者の鑑賞行為を、アーティストの制作行為に等しい重要性を持つものとして明確に評価した画期的なものだった。「芸術係数」とは、芸術作品の価値を固定した非歴史的なものではなく、鑑賞者を含む様々な要因によって変化する関数として表現するメタファーである。

辻憲行[twitterID:nori_1999]



 
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